保険料を無駄に支払わないためにも中古マンション火災保険の相場を知る

中古マンションを購入する際に加入することが絶対不可欠な火災保険。

でもその相場って一体どれくらいなのかご存じですか?

大まかな火災保険の金額は32年間で㎡あたり10万円~12万円です。

もちろんこの金額は保険期間や契約内容にもよりますが、この金額の相場感はあまり違わないでしょう。

でも、不動産会社によって間違った火災保険の算出方法を出しているところもあります。

これは要注意です。

具体的にマンションの場合、土地代を除く建物の購入金額をそのまま付けることはできません。

つまり、仮に中古マンションの購入金額が1500万円としても、購入者固有の持ち分は4割分しかないということです。

つまり600万円。

残る900万円分は共有持分として管理組合が保険を付けているはず。

ですから、無駄な保険料を保険会社が取りすぎている…

そんな問題があるのです。

共有している持分とはコンクリート部分のすべて、廊下、ベランダ、階段、エレベーター、エントランス部分など個人室内を除く建物のすべてです。

この取りすぎた金額の保険料は、もちろん返却してもらえます。

でも、なぜこのような事が起こるのか?

それは中古マンションの火災保険のことをあまり知らない顧客から、未だに無駄な保険料をとるようなことをしている不動産会社が中にはいるからです。

火災保険は支払う金額も大きく、素人ではその相場をなかなか把握できませんよね。

ですからこのような複雑な金額は知識の豊富なプロ代理店などに任せることをオススメします。