中古マンションに課税される固定資産税の計算方法とは…


新築マンションに限らず中古マンションも同様に、
固定資産税額は同じ計算方法で決まります。

そんな固定資産税額は、
土地も家屋も次のような計算式で求められます。

課税標準額×標準税率(1.4%)=固定資産税額
という算出方式です。

「課税標準額」って、何だかよく分からない表現ですが、
固定資産課税台帳に登録された不動産の価格のことです。

この固定資産課税台帳に登録された課税標準額は、
固定資産評価基準と呼ばれていて、
いわば評価額の算出基準みたいなものです。

土地と家屋については、3年ごとに価格を見直すことになっていて、
原則として3年間、ずっと評価額は変わりません。

ただし、ニュースなどでよく見かけると思いますが、
地価下落のよくある土地については、よく価格修正されていると思います。

そして、この固定資産税額の計算で、
よく勘違いしてしまうことがあります。

それは、課税標準額がマンション購入価格であると
勘違いしてしまうことです。

つまり、[課税標準額×1.4%]イコール[購入価格×1.4%]
という間違った計算方法で固定資産税を算出しているのです。


→固定資産税の計算に使われる課税標準額は購入価格ではありません