固定資産税の計算に使われる課税標準額は購入価格ではありません


中古マンションの固定資産税の税額を求めようと、
購入価格×1.4%で計算しまうとどうなるか…

その額は、かなり高額になってしまいませんか?

つまり、課税標準額とは購入価格でありません。

基本的に、住宅用地には課税標準額の特例措置が適用されたり、
新築住宅や新築マンションも、特例によって課税標準額が
軽減されたりしています。

これは固定資産税の負担が軽くなるような仕組みが設けられているからです。

ですから、評価額<購入価格となるのが普通なのです。

また、土地の評価額は公示価格の70%が目安ですが…

マンションの場合は、共用される土地や施設についても、
持分に応じて固定資産税の税額を負担する…
そんな必要が生じます。

ですからマンションの場合、固定資産税を算出するとなると、
個別の事情が大きく影響してくるわけです。

新築マンションや中古マンションの固定資産税を、
自分で計算をするのではなく、できれば、
不動産会社に確認することが大切なことだと思います。

→新築マンションは固定資産税の優遇が大きい!