税金を安くするための中古マンション選びの条件とは…


中古マンションは、一般的に築年数が増えれば増えるほど物件価格が安くなります。

そう考えると、物件の築年数にこだわらなければ、より古い物件を狙えばいい…
そう思う方々が多いかもしれません。

また逆に築年数にこだわれば、築年数を5年落としただけでも価格的にかなりの割安感が出てくるはずです。

そうすれば購入可能な物件数も目に見えるように増えるでしょう。

ただしそこには注意すべき点もあります。

中古マンションを購入する場合、築年数には十分な注意が必要なのです。

なぜかというと、物件を安く購入したいがためにあまりに安い物件を手に入れてしまうと、税金面で損をする場合があるからです。

つまり、物件の築年数は、税金と深く関わり合っているということです。

たとえば、住宅ローン減税についてです。

住宅ローン減税は、マンションの場合、25年以内の物件が対象となっています。

これは登録免許税・不動産取得税の減税対象となる物件と同じなのです。

条件的には、それ以上古い場合でも減税対象となる場合があります。

その条件としては、中古マンションが新耐震基準を満たしていなければなりません。

新耐震基準を満足している中古マンションはあまり見かけたことがありませんし、探すのも難しいと思います…。

税金が安くなる中古マンションは、原則として築25年以内の物件だということを、しっかりと知っておくと役立つと思います。