中古マンションでも火災保険に入るべき理不尽なワケとは…

失火法という法律をご存知でしょうか？

実はこの法律があるからこそ、たとえ中古マンションであっても住宅ローンを組む時は火災保険に加入しておくべきなのです。

失火法とは、自分の住宅やマンションが原因で火災を起こしてしまい、その火が隣の住宅やマンションの一室に建物に飛び移ったとしても、隣の住宅やマンションへは一切賠償責任を負わなくていい…
大まかに言うとそういう法律のこと。

もちろん重大な過失がある場合は例外ですが…
そうでないほとんど場合は、この失火法が適用れさます。

もし、同じ中古マンションに住む隣の一室がから火災が発生した場合、どうなると思いますか？

炎の勢いは増し、自分の家にも火が移ってしまっても、隣からの損害賠償は一切できない…
そういう局面に陥ってしまいます。

そして不安もあります。

ちょっと理不尽ですが、これが現実なのです。

この失火法という法律は、そもそも日本の家と家の間隔が狭くて、しかも木造家屋が多いので火が燃え移りやすい日本の事情を考慮してつくられた法律で、中古マンション購入者からみれば納得いく面もありますが、やはり火災保険には入っていた方が良さそうですよね。

いつどのような形で、もらい火の被害を受けるかは誰にも分かりません。
このようなリスクをカバーするためにも、やはり火災保険への加入は必須だと思います。

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