こんなにも高い家財の総額

中古マンションを購入する際は、たいていの場合、火災保険に加入することになりますが、その際には家財保険の加入もぜひおすすめしたいところです。

「うちはそんなに高い家財なんてないし、必要ないな…」
と考える方々も多いと思いますが、実は高額な家財があまりなくても、細かなものを集めるとその価格や価値は相当な資産合計になることをご存じでしょうか。

大手損保会社として知られている損保ジャパンが家財の総額の目安を公式サイトにて発表しています。

そのサイトによると、30歳で約850万円、30代中盤で約1,100万円、40歳で約1,400万円、40代中盤で約1,600万円、50代以上で約1,650万円とのことです。

家財として思いつくのが宝石や家具類などの高額なものだけをイメージしますが、実際は食器類や衣類・家具・家電などを全て合算すると上記のように非常に高額になってしまうのです。

マンションの住まいや一戸建てだけで比較すると、家財の合計金額には差はあるかもしれませんが、実際に火災や自然災害の被害を受けて、家財だけ補償が受けられないとしたら…

その損失はかなり大きいものになるかと思います。

また、自然災害以外で起きてしまった損害についても、家財保険に加入していれば補償されることがあります。

火災や落雷・台風などといった自然災害で起きてしまった損害は家財保険でカバーできることはよく知れれていますが、実は、ビデオカメラや一眼レフカメラを不用意に落として壊してしまった場合や、小さなお子さんが高額な家電を壊してしまった場合など、人のミスや過失によって起きた損害も補償されることがあります。

これは各損保会社のプランや特約によって補償内容が違ってくるので、一概に全て大丈夫とは言いきれないところはありますが、家財保険への加入を検討されている方々は、自然災害以外の補償についても、ちょっと考えてみることもいいのかもしれません。


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